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第10回国際家族看護学会

家族看護の可視化
2011年 6月25日~27日 京都

日本家族看護学会第18回学術集会(会長:法橋 尚宏(神戸大学大学院))と合同開催


    

世界中の方々からの大きなご支援をいただきまして、無事、第10回国際家族看護学会を、成功裏に終えることができました。

特に、3月11日の災害の影響にも関わらず、われわれを支援するために来日、参加してくださった方々に深く感謝を申し上げます。一緒に来日されたご家族のみなさまにも御礼を申し上げます。私たちは大きな勇気を頂きました。

そして、さまざまな事情から来日されることができなかった、支援者である皆様にも重ねて感謝を申し上げます。学会でお会いすることができなかったのは残念でしたが、成功に向けてご支援をいただきましたことを深く感謝申し上げます。

今回の学会では、家族看護を推進してきたメンバーが旧交を温め、新しく家族看護に関心をもった方々が加わり、人々のネットワークの輪が広がり、国境を超えて家族看護の必要性と重要性を認識するにいたりました。 次は2013年に米国ミネソタ州ミネアポリスでお会いしましょう!

第10回国際家族看護学会参加者 1,007人(参加国数34カ国)


新着情報

ご挨拶

Michiko Moriyama
会長:森山 美知子
          (広島大学)

 みなさま、このたび日本家族看護学会では、第10回国際家族看護学会を担当することとなりました。

 国際家族看護学会は、1988年に第1回学術集会がカナダで開催され、以後、北米、北欧、南米、アジア、アフリカと2年~3年ごとに、世界数十カ国の家族看護に関心のある研究者や臨床家達が集まり、それぞれの実践や研究成果を発表し、交流を深めてきた歴史ある学会です。
2009年6月には、アイスランド・レイキャヴィックで、国際家族看護協会(International Family Nursing Association)が設立され、一層の基盤強化が図られています。

 家族は社会の基本構成単位であり、次世代を担う重要な機能と役割を持ちますが、家族員の疾病や障がいなどによって容易に機能障がいを起こしてしまうものでもあります。価値が多様化し、家族の形態も変化している今日、家族を支え、家族の問題解決に寄与し、家族の健康的な成長発達を促す看護職の役割はますます重要になってきています。

 今回は、テーマを「家族看護の可視化」といたしました。WHOの取り組みをはじめ、各国、さまざまな地域で展開される、すばらしい家族看護の実践や研究成果を知り、経験を共有し、今度はそれを用いて、もっと地域の人々の健康増進にかかわれるようになれたらと考えております。
 プログラムの内容は多岐にわたり、地域から医療機関、予防からターミナルケア、母性・小児領域から成人老年、学校保健、地域看護まで幅広い領域からの発表と、特に今回はアジア各国からの家族看護の実践報告も用意されています。また、家族看護の世界のエキスパートからの講演や研修も準備いたしました。初心者用に、家族看護の概略が学べるような企画もいたしました。家族看護に関心のある各国の臨床家や研究者との交流を是非ともお楽しみください。

 今回は、日本の文化も新たに学べたらと、仏教文化とスピリチュアリティに関する講演なども織り込みました。1200年余の歴史をもつ日本の古都、京都を堪能していただければと思います。

賛助にご協力いただいた皆様

大和日英基金
日本学術振興会
京都市
日本製薬団体連合会
日韓文化交流基金
ノバルティス科学振興財団
笹川平和財団
上原記念生命科学財団
勇美記念財団

奥本 馨 様
奥本 芳治 様

株式会社データホライゾン
株式会社メディカ出版
帝人在宅医療株式会社

株式会社アンデルセン・パン生活文化研究所
旭酒造株式会社
大衛株式会社
アイクレオ株式会社
株式会社パイロットコーポレーション
東洋羽毛工業株式会社


お問合せ先: 第10回国際家族看護学会 運営事務局
〒531-0072 大阪市北区豊崎3-20-1 インターグループビル
TEL: 06-6372-3051  FAX: 06-6376-2362
E-mail: ifnc2011@intergroup.co.jp